お知らせ

論文紹介: PoWブロック報酬に対する公理的アプローチ

マイナーが独立かつランダムに暗号パズルの可能な解を推測・確認すると仮定すると、マイナーが得る報酬の期待値は、貢献した総計算能力のシェアに比例します。比例報酬分配方式はシンプルで自然であり、非常にわかりやすいモデルです。しかし、それが「最適」かどうかを判断する必要があります。
お知らせ

ブロックチェーンシステムのためのプログラミング言語Cairoについて

Cairoは、StarkWare社によって開発された、証明可能なプログラムを作成するために設計された高度なプログラミング言語です。数学的な確実性と実行の保証を保証することで、ブロックチェーンなどの知識証明プロトコルベースのシステムの開発の信頼性を高めることを主な目的としています。
お知らせ

Halo2ライブラリを使ってみる

はじめに 本稿ではzk-SNARKライブラリhalo2の実装の仕組みの一部を簡単に解説します。 実装の概要 Halo2ではPLONKish回路と呼ばれる回路を用いて証明を行います。PLONKish回路の出力と証明者の主張する値が一致すること...
お知らせ

Halo 2の中で使われている多項式コミットメントスキーム

はじめに この記事では、zk-SNARKのライブラリであるhalo2で使用される多項式コミットメントスキーム(Polynomial Commitment Scheme; PCS)について解説します(のAppendix 2)。 PCSは、名前...
お知らせ

内積アーギュメント Bulletproofsについて

はじめに この記事ではベクトルの値そのものは知らせずに、内積の値が特定の値となるような2つのベクトルを知っていることの証明を送ることができる、内積アーギュメントの一つ、Bulletproofsについて解説します。 検証を入力の長さの対数回の...
お知らせ

Proof of Necessary Work: 再帰的SNARKを使ったビットコインの全ブロック検証

概要 ビットコインのブロックデータは時間経過に従って概ね線形に増加する。これは全てのトランザクション履歴を管理する暗号通貨においては避けられないことのように思える。 しかし、過去のブロックデータとは結局の所特定の形式に従ったデータであれば、...
お知らせ

第三者を信頼せずに段階的検証可能計算(IVC)を実現するHaloの解説

概要 この記事では再帰的SNARKを利用したIVC/PCDのフレームワークであるHalo2の解説を行います。 Halo2とは、暗号通貨Zcashの開発母体であるElectric Coin Company(ECC社)で開発されたIVC(Inc...
お知らせ

Halo2で使われている最新のzk-SNARKプロトコルPLONKの数学的解説

概要 この記事では 最新のzk-SNARKプロトコルである PLONK の数学的解説を行います。 この記事の多くはYouTubeで公開されている動画シリーズ に基づいています。 解説 算術回路の変数割当 ゼロ知識証明は「何らかの条件を満たす...
お知らせ

初代zcashで使われたzkSNARKsで登場する二次スパンプログラム(QSP)とは?

はじめに この記事では初代zcashのzkSNARKsであるPinocchio/Groth16プロトコルの基礎になっている二次スパンプログラム(Quadratic Span Program; QSP)について定義を確認し、QSPからzkSN...
タイトルとURLをコピーしました