お知らせ 拡張紛失通信の基礎: IKNPプロトコルの解説 はじめに 本稿では1の論文の解説をします。この論文ではk個の紛失通信プロトコルを利用して、n >> k であるnに対してn個の紛失通信を実行する方法を提案しています。紛失通信プロトコル自体の解説については2を参照して下さい。 プ... 2024.02.01 お知らせ
お知らせ ECDSAの3ラウンドt-of-n 閾値署名アルゴリズムの解説 はじめに この記事ではの論文の部分的な解説をします。いわゆるDKLSプロトコルと呼ばれる効率的なECDSA閾値署名アルゴリズムを開発した研究者グループによる最新の研究成果です。 概要 この論文では、3ラウンドでt-of-n閾値ECDSA署名... 2024.01.10 お知らせ
お知らせ Ed25519の3ラウンドN-of-N集約署名アルゴリズムの解説 はじめに 本稿は主に ドキュメントの紹介です。 単純な Ed25519署名 鍵生成 RFC8032に従った単純なEd25519署名アルゴリズムは以下の通り。 公開パラメータ (\mathbb{G}, q, B)とする。ここで \mathbb... 2023.12.13 お知らせ
お知らせ 知識証明プロトコルSTARKの証明・検証ライブラリを試してみる 概要 プログラミング言語Cairoで証明したいプログラムを書いて、実行履歴(trace)を作成した後は、その実行履歴を使ってプログラムの証明・検証を行う必要があります。 証明・検証のためのライブラリ・ツールにはいくつかあり、依存や参照関係が... 2023.11.22 お知らせ
お知らせ 論文紹介:Ethereum Name Service: the Good, the Bad, and the Ugly この論文では、Ethereum上に構築された名前解決サービス、Ethereum Name Service(ENS)におけるセキュリティ問題や不正行為を体系的にまとめています。伝統的な DNS のセキュリティ... 2023.11.01 お知らせ
お知らせ 論文紹介: PoWブロック報酬に対する公理的アプローチ マイナーが独立かつランダムに暗号パズルの可能な解を推測・確認すると仮定すると、マイナーが得る報酬の期待値は、貢献した総計算能力のシェアに比例します。比例報酬分配方式はシンプルで自然であり、非常にわかりやすいモデルです。しかし、それが「最適」かどうかを判断する必要があります。 2023.09.12 お知らせ
お知らせ ブロックチェーンシステムのためのプログラミング言語Cairoについて Cairoは、StarkWare社によって開発された、証明可能なプログラムを作成するために設計された高度なプログラミング言語です。数学的な確実性と実行の保証を保証することで、ブロックチェーンなどの知識証明プロトコルベースのシステムの開発の信頼性を高めることを主な目的としています。 2023.08.22 お知らせ
お知らせ Account Abstraction とは何か? ブロックチェーンの体験を変えるERC4337について ERC-4337: Account Abstraction Using Alt Mempool についての説明です。ブロックチェーンの体験を劇的に変えるAccount Abstraction の素晴らしさ、技術規格について、今後のブロックチェーン業界の未来予測について記載しています。この記事を読むとAccount Abstractionとは何かがわかり、ブロックチェーンの未来がどのように進化していくかがわかります。 2023.08.01 お知らせ
お知らせ Halo2ライブラリを使ってみる はじめに 本稿ではzk-SNARKライブラリhalo2の実装の仕組みの一部を簡単に解説します。 実装の概要 Halo2ではPLONKish回路と呼ばれる回路を用いて証明を行います。PLONKish回路の出力と証明者の主張する値が一致すること... 2023.07.11 お知らせ
お知らせ Halo 2の中で使われている多項式コミットメントスキーム はじめに この記事では、zk-SNARKのライブラリであるhalo2で使用される多項式コミットメントスキーム(Polynomial Commitment Scheme; PCS)について解説します(のAppendix 2)。 PCSは、名前... 2023.06.21 お知らせ